昨日帰宅途中
参考書を買いに琴似の書店へ寄る
こちらの書店
店内にスタバや
ゆったり本を読めるスペース
飲食店、コンビニ、CDコーナーも充実していて
なかなか好きな書店でした
久しぶりにやってきたのですが
なんとも劇的な変わりように驚いた
ゆったりスペースがクラッシュされ
本も減り
間取りもギュウギュウになり
DVDレンタルがやたら増え
CDコーナーも圧縮
その代わり中古CDが増えまくり。。。。
ゆっくり本やCDを吟味する予定が
なんか
ゆとりが持てなくて、すぐ帰りました
正に時代を象徴する業態チェンジ
本売れない
CD売れない
わかるのですが。。。。なんか残念な感じでした
音楽人の僕としては
最近、過去リリースCDが買える場所が
すごく限られてきた気がする
タワーレコードやコーチャンフォーまで行くのが面倒なので
結局アマゾンを利用したりする
仕事帰りに「サクッ」と買えたのに。。。。
僕の古い価値観なのですが
どんなに世の中便利になっても
CDやLP
本、漫画、は
気にいれば惜しまず買います
田邊家の家訓で
「音楽と書籍」はケチらないとあります
特に音楽はダウンロードで小出しで買えますが
CD全曲に含まれるメッセージや
起承転結があります
あのLPは名盤だよな〜とか
あのLPから方向性が変わったよな〜とか
ウンチクが色々あったりする訳です
なんか、そういう
アナログ的な赴きが、どんどん無くなっていく気がします
でも
生まれながら
ネットの環境があれば
そもそも、そんな事に違和感なんて感じないでしょう
個人的には
小出しでなんでも手に入る
今の時代が、あまり好きではありません
学生のとき
毎月1枚のCDを買うために
必死にアルバイトし
視聴もできないので雑誌のレビューを読みあさり
玉光堂に入りびたっていたのですが
その思い出に浸ると
すごく良い時代だったな〜と想う
うまく言えないのですが
世の中
良い意味で
グローバルに変貌してると思うのですが
僕の中では
衰退している様にしか感じない最近の傾向
逆に
同世代でも
新しいモノが大好きで
そういったグローバルシステムを巧みに意図的に操る輩もいるが
元々
モノに対してそんなに拘りが無いのだと感じる
昨日、そんな些細な事から
「昔に戻りたい」と感じてしまった
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昨日は約2年ぶりにDVDを借りてきました
そんな訳でTUTAYAのカードを今更作りました。
1週間レンタル旧作は80円ですか....
安いな~....
借りてきたので
以前から見たかった
松本仁志の「しんぼる」と「アンヴィル」
昨夜は
「アンヴィル」だけ鑑賞
この映画ってノンフィクション映画
「アンヴィル」ってへビィーメタルバンド名なのですが
そんな彼らのドキュメントです
アンヴィル
80年代半ば、名声を上げた
へビィーメタルバンド
ですが俗に言う「一発や」。
現在メンバーは50歳を過ぎたおっさんですが
今だ夢を諦めきれず「ロックスター」を目指す奮闘物語です
地元の小さいクラブで演奏しつつも
普段は給食加工のアルバイトで生計を立てている
小さいツアーに参加するも
移動経費が無い為、機材かついで電車で移動
野宿
客いない
プロモーターから金を払われない
トラブル続き
CDをレコード会社に売り込んでも
「古いね...」と全く相手にされない
周囲には
「現実を見ろと」冷かな目でみられる
いやはや....
私的には彼らの音楽は
正に80年代初期でアナログ中のアナログ
デジタルでもテクニカルでもないし
歌や演奏が上手い訳ではない
8トラックの卓で十分事足りる音楽です
ただ、パッションというか...
パワーは相当あったりする....が
それが現代のシーンに受け入れられるか...
と、いうのは確かに疑問.....
ただ感銘を受けたのは
「決して諦めず同じ事を信じてやり続ける情熱」でしょうね
流石に50歳を過ぎれば何事も諦めてしまうが...
そのパワーはすごい
ただこのドキュメント見ると痛い程わかるが
夢を追い続けることって
年齢を追えば、相当なリスクだったります
この人たちは皆家族があるので
ただ....
ミュージシャンって彼ら問わず
こういった待遇の人たちって山程いる
むしろ、悪戦苦闘してる人の方が圧倒的に多かったりする
ただ殆どは
どこかで諦める....諦めざろうえない状況となる
と、考えると
良くも悪くも彼らは確かに特別だと感じます
しかも
アンダーグランドのシーンにおりますからね...
ですが大きくとも小さくとも
夢を追い続ける事って大事ですよね
今はとにかく
「安定した生活を送る」事が人生の目標の方が多いですよね
すごく解るのですが
夢を持つ事は当然自由な訳で
個人的には、その考え方はつまらないな...と感じます
悪戦苦闘して
夢を追い続けてる人って
必ず「世間体」という白い目の的にされます
そういった世間の哀れみの大半は「嫉妬」だと感じますが
彼らは50歳という事で
必要以上な制裁があるわけです
そんな彼らは現在今年春まで
japanツアーをしており、チケットの売れ行きも好調だったみたいです。
CDも出し、映画にもなり、海外でツアーも出来て
ある意味
ロックスターになり
夢は実現したのでしょうね
かなりの強運と思いますが
誰かが見ていたりするのですね
一発後、30年目にしてやっと報われた訳です
僕は大きい夢も小さい夢も沢山あります
結果はどうであれ
既に叶った夢もあります
自分はすごく不器用なので
「目的」や「目標」がないと「屍」となってしまいます
この映画
なんとなくですが(笑
胸が熱くなります
人生に物足りなさを感じてル人に是非オススメです